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留学の理想VS現実…

英語学習&留学

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理想 VS 現実

 

 

皆さんこんにちは。

 

夏に向けて留学を控えている人や留学をしたい、と勉強に励んでいる人!!

これが ”留学の現実です”。 (※私個人の経験に基づいて話させて頂きます)

 

 

留学に行きたい!と考えている人の中には…

留学に行けば 英語がペラペラになる! 自分を変えられる! 色んな国の人と友達になれる! 一人前になれる! 異なる文化にどっぷり浸れる!

などなど様々な理想や夢を掲げている人が多いのではないのでしょうか。

 

 

留学の形態や期間において大きく異なりますが、

特に一ヵ月ほどの短期になるとこれらの理想は理想でしかないのです。

 

 

 

1.英語はペラペラにならない

 

”きっと海外に留学に行けば英語が不自由なくしゃべられるようになる。”

 

>>>>>>>>>>>ハイ!!!悲報デス!!!!<<<<<<<<<<<<<<<

 

そんなことは起こりません。

特にスピーキング力は鍛えるのが難しい分野であり、かなりの時間と労力が必要になります。

何もしゃべれなかった人が一か月海外に行けばペラペラになるなんていう簡単なものではありません。

地道に時間と労力をかけて頑張りましょう。

 

 

2.日本での生活とあまり変わらない…

 

実際にプログラムによって異なりますが、特に交換留学に見られる特徴として平日には大学の授業に行き、2-3時ほどに授業が終わり…特にやることがない!!!

 

授業の復習ももちろん大切ですが、土日も丸一日休みがあり、正直やることがない!!!(二回目)

 

とにかく様々なクラブ活動に参加したり、地域のイベントを探したりしなければ部屋に戻り、パソコンを開けば日本での生活とは変わらぬ日々となってしまいます。

 

個人的に留学中の最初の1,2か月は本当に暇な時間が多くありました。

そこで友達を誘いまくり一緒に勉強をしたり、カフェにいったり、ジムに行ったり、クラブ活動に参加したり…と、とにかく毎日自分自身を忙しくすることに努めました。

 

 

3.留学をしても何も変わらない…

 

これはプラグラムによっても異なりますが、各国からの友達が出来る、英語力がぐんと伸びた、精神的に成長できた、等はズバリ人それぞれの性格や努力次第ですね。

 

私自身も、語学学校に通う短期留学を行った際には、正直にいうと友達はほとんどできませんでした…期間もかなり短く、学校主催のプログラムだったことから、日本人の団体で全てのプラグラム内容をこなす…という事で日本語使いまくり…。

 

どこに留学をしても、”国同士で固まる傾向は必ずあります”。

しかしその中で、日本人グループというコンフォートゾーンにとどまってしまうのか、それとも勇気を一歩踏み出して異なる言語や文化を持つ人々に自分から話しかけにいくのか。

 

留学経験を実のある充実したもの、忘れられない経験に出来るのは皆さん自身です。

 

私も留学前には日本語を勉強している留学生と多く交流をしていたことから、”他の国の人々にとって、日本の文化はとても興味深く人気のある事”だという先入観がありました。それ故きっと周りから話しかけに来てくれるだろうという甘えもありました。

 

でも、それは全く違います。

日本に来たことがない人、日本語が全く分からない人、日本文化や食べ物なんてさっぱりな人、別に興味がない! …そんな人々がほとんどだと思ってください。

 

自分から相手の興味を引き出す事、共通点を探す事、それらを英語をツールにして行っていかなくてはならないのが現実です。

 

友人の中には、実際にそんな現実を受け止められず、努力をせずに全く寮から出ることもなく、ただ部屋に閉じこもり勉強をしていた日本人の留学生もいました。

 

皆さんには留学に行く前に是非”なぜ留学に行きたいのか”、という目的を今一度考えて頂きたいと思います。自分自身で立てたその目標は留学中に落ち込んだ時や、自分を見失いそうな時にきっと助けになります。

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございます!

皆さんの留学経験が最高のものになりますように。

 

                                   - Nana